TDL事故/もし、あの時そこにいたら~ハインリッヒの法則
もともとmixiの日記に掲載したものです。ちょっと迷いましたが、現状のTDL、オリエンタルランドに不安の感が拭えないため、こちらにも掲載します
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TDL事故/もし、あの時そこにいたら~ハインリッヒの法則 2008年01月09日00:24
「1つの重大事故の背後には29の軽微な事故があり、その背景には300の異常が存在するという」 これは、有名なハインリッヒの法則で、工場などの創業時における、労働災害における経験則の一つである。
■TDLパレードの最中に装飾落下
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=378389&media_id=4
<追記>NHKの動画はこちら
http://www3.nhk.or.jp/news/2008/01/08/d20080108000127.html
⇒パレードのパーツが、ゲストのエリアに侵入しているのが信じられないが(倒壊してもルート内に落下させる配慮)、落下時点は、本当に偶然だったのだろうか、スペースが開いていた。
10数年前、僕はキャストをしていて、パレードの際には、ヘルプとして、パレードルートのロープ敷設と、ゲストコントロール、そしてパレード中の安全監視の仕事をしていた。
あの頃を思い出した。パレード中は常時、ゲストの突然な飛び出しなどを防ぐのが役目だった。開園から5周年しか経っていない当時は、飛び出すゲストも多く、ロープを張り、最前列のゲストに座ってもらい(シーティング)安全を確保していた。
その際にパレードの山車が、倒壊する事は、全く想定していなかった。
おそらく現在も想定していなかったのかも知れない。
それは、パレードの山車が絶対に倒壊しないという暗黙の了解があったからかも知れない。
それだけに、ものすごく怖い
今回はNHKの映像などを見ると、最前列の幼児の50センチ程度の距離に落下しており、あわや大惨事になる危険性があった。
この部分は、ミッキーの魔法でセーフ、だったと解釈したい。
しかし、最初に書いたハインリッヒの法則では、このような重大事故が起きた場合、その前段階に、多くの小さなトラブルがあることを示している。ハインリッヒの法則は、労働災害での法則であるので必ずしも、TDLのようなエンターテイメント施設に適用できるのかは?ではあるが、最近、TDLでトラブルが非常に目立つ。
アトラクションの一斉停電、アトラクションでのぼやもあった。
キャスト時代にも、マイナーなものから大きなトラブルは発生していた。もちろん対策を講じてそれらは改善されているが、今回のパレードのフロートの落下は、何か非常に怖いという印象がある。
ただ、TDLの基本は「SCSE」で、セーフティを最優先するルールは変わっていないのであれば、このような事故トラブルは徹底的に解決して欲しい。
◆SCSEの詳しい説明は、TDRオフィシャルHPのこちら
http://www.tokyodisneyresort.co.jp/tdr/japanese/do/do_prog/scse.html
・・・って、今日、NHKのTDLの事故の映像を見て、娘が「おとーしゃん、ディズニーランド行きたい!、行きたい、行きたい・・・∞」になっちゃったじゃないか!!
~追加コメント~
カリブの海賊&s 2008年01月09日
冷静に考えてみよう。僕の実は大学の専攻は「金属の疲労・破壊の研究」だったらしい。限られた映像と記事からなのだが、軸が折れたのは、金属疲労が原因かもしれない。落ちたバズのプラネットの部分には根本に相当な力かかりかつ可動式であれば、繰り返し荷重変動を受けることになる。折れたバズの山車(フロート)は五年経過しているという。金属は繰り返し荷重を受けると突然脆くなる。金属疲労事故として一番有名なのは20年位前のおす鷹山に墜落したジャンボ機日航123便が知られている。
しかし金属疲労の問題は金属構造物の設計で配慮出来る。これを怠った可能性がある。先日大阪の遊園地のジェットコースターでの人身事故も車軸の疲労破壊だった気がする。
とにかく金属は意外と脆い。
もしTDLのSCSEの再優先事項のSを怠ったのだったら、恐らくTDLの魔法は崩壊してしまうかもしれない。
また折れた事と同時に、自分の目を疑ったのは、折れたプラネットの先端がゲスト席まで到達している事だ!
あのプラネットは形状と重量バランスから見て偶発的突風で倒壊する事は予期できない事ではない。倒壊してもパレードルート内に落下させるという配慮をしていなかったとも思える。
◆何かTDLがおかしくなって来ている気がしてならない。
元キャストや関係者なら理解してもらえるかと思いますが最初の「S」セーフティーが崩壊したら確実に魔法が消えてしまう。実は、この事故はTDLの存亡に関わる重大事故かもしれない。
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カリブの海賊&s 2008年01月09日
◆・・・さん
今回の事故は本当にショックでした。セキュリティをされていたならなお更。
僕はアトラクションキャストでしたが、SCSEの最初の「S」が最初にある理由を知って、このことに本当に誇りを持っていました。
どんな混雑時でも、最初の「S」を守るために、ひとりひとりのキャストに絶対権限をもらっていました。
先ほど、自己レスに書きましたが、最初のS(セキュリティ)と、後ろのS(ショー)が、もしかして年月とともに入れ替わってしまったのかも知れません。
原因究明が急がれますが、本当に致命傷にならなければと思っています
◆・・・ さん
TDL、TDRが、夢の世界で楽しめるのは、絶対安心、絶対安全が保障されているからだと思います。
特に今回は折れた事よりも、折れた部品(バズのプラネット)の先端が、ゲストエリアの中に届いてしまった事です。
元キャストとしては悲しい気分になります
◆・・・さん
TDL初デビューですか!僕のデビューは実は20歳。最初は、正門からではなく、裏口(通用門)からでしたよ(苦笑)
その時点でミッキーマウスって誰?(←本当)でしたが、TDLには嵌りました。
ぜひ旦那さんと楽しんできてください。
ショーは、ワンマンズドリームがお薦めですよ
◆ ・・・ さん
あのNHKの映像を見ると、本当に奇跡としかいいようがないです。
やはりミッキーの魔法だと思います。ただ、この魔法は1回限りだと思いますので、TDL・オリエンタルランドは本気で対策を講じなければいけないと思います
◆ ・・・さん
ニュースによると今日のパレード(昼・夜)が中止で、明日も中止みたいですね。
原因が簡単に究明できれば良いのですが・・・
レジャー施設は、どんな高いクオリティやインパクトがあっても、安全が絶対保障されることが無ければ楽しめないと思います
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◆・・・ さん
夢の世界を楽しむのは安全性が絶対条件だと思います。
本当に改善してほしいです
◆・・・ さん
気になさらないで下さい。ご指摘の点はわかります。
ただ、SCSEについては、既に一般の書籍やTDLを運営しているオリエンタルランド(OLC)のHPにおいては公開されている事で周知の事実、秘匿性が無いという認識を前提にしています。
http://www.tokyodisneyresort.co.jp/tdr/japanese/do/do_prog/scse.html
ただ、正直怖いんです。本当にSCSEの遵守が崩れてしまっていないか、です。もし、それが変わっていないのであれば安心です
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カリブの海賊&s 2008年01月11日
この日記が元キャストのマナーに反しているというのではれば、それは謝ります。
しかし、元キャストであると同時に現在、ゲストとしてインパークする身として、この事故の恐怖心はものすごくあります。
そもそも今月、家族とインパークする予定でした。
今回の倒壊事故以前から、TDLのパレード、TDSの海上ショーなどでは、消防法の改正の影響だと思うのですが、かなりの火炎効果を使うようになりました。火炎効果は既にWDWなどでは採用され、TDRでも本格的に活用されています。それは、ショーの効果が大きいからだと思います。一方、火炎効果を用いた夜のパレードをだいぶ前に見ました。そのとき、炎の大きさ、使用量の多さに対して、山車(フロート)についた火炎効果用のアームの長さとパレードルートのゲストエリアが非常に近く、これはちょっと危ない演出なのではと思っていました。
今回は、普通の装飾の落下でした。しかし、火炎用のアームが倒壊した場合の事故の大きさはその比ではないと思います。
仮に安全消化装置をつけたとしても、アームそのものの金属部分の過熱などによる火傷事故になりうる可能性があります。
TDRでは徐々に火炎効果に依存するようになっている印象ですが、炎を甘く見ているのではないかと感じています。実は、炎に関する仕事もしていたことがありますが、ものすごく慎重に取り扱うべきものでした。
今回の事故のショックの背景には、もっと大きな事故がおきるのではないかという、不安が拭い去ることができないでいます。
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◆・・・さん
携帯からなので手短に。
やはりあのプラネットは可動式だったんですね
そうなるとやはり繰り返し荷重による金属疲労破壊の可能性は否めないですね
しかしハインリッヒの法則の小さな不具合は既に出ていたことになります
その後、プラネット落下以降の映像も見ました。
破断面がギザギサぽい感じでした。やはり
しかしその事故でフロート停止中も演技を続けていたバズやダンサーさんのショーマンシップはさすがだと思いました。
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カリブの海賊&s 2008年01月14日
◆・・・さん
ダンサーやキャラの不安はそうですね、忘れていました
確かに高所でのキャラクターたちは、かなり恐怖心はあると思います。ただ、その不安を全て乗り除いてきたのが「S」であるわけで、もしかしたら今後のショーの質(演出力)にも悪影響がでそうで怖いですね
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カリブの海賊&s 2008年01月14日
◆・・・さん
あの事故直後のダンサーやキャストの行動を見ましたが、4つの鍵は大切に守られていると感じました。
しかし、最近、パレードのフロートや、ショーの演出においては、凄く直感的なものですが、最初の「S」と3つめの「S」が入れ替わっている感じがしてなりません。近年、演出・ショー効果に力を入れすぎて、本来一番大切な「S」を見失っているのではないかと感じています。
今回の事故は、死傷者がいなかったのは奇跡としかいいようがありません。わずか数十センチの「誰もいない空間」に、プラネットの破片が落下しました。
でも、これは最後のミッキーの魔法だと感じています。
折れたプラネットの鉄製シャフトがもし「金属疲労破断」と断定されれば、なお更そう感じます。
だから、仮に、元キャストのバットショーだと言われてもいいので、警鐘をならしたいと思います。恐らく、次は、最近主流の火炎効果で事故がおきるのではないかと危惧しています
しかし、現役キャストのみなさん、がんばってください
TDLは、スーツや机の上で働く人が支えているのではなく、キャスト全員が4つの鍵と一緒に支えているものだと思います
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コメント
残念ながら、最悪の結論でした。原因は「金属疲労による破断」でした。しかも、外注先の点検の手抜きのようなもの。しかし、一番悪いのはオリエンタルランド社だと思います。TDLのキャストの大半は正社員ではなくアルバイト(準社員契約)ですが、これも一種の外注です。しかし、キャストはみなSCSEを徹底され、最初の「S」であるAFETYは最優先だと学びました。ソフトウェア部分は徹底されています
であるなら、ハードウェア部分であるパレードのフロート(山車)を外部業者に発注したのであれば、オリエンタルランド社は、業者に対してSCSEを徹底すべきです
今回の事故は、2つの問題を抱えています。
ひとつは、設計上のミスの可能性
繰り返し加重による金属疲労による破断という現象は、予見できる現象です
もうひとつは、定期点検での目視および非破壊検査での手落ちがあったということです。しかも、メディアの論調が、あたかも外注業者の定期検査での手抜きによる見落とし・・・である点です。それであるなら、オリエンタルランドの会長と社長が20%の減俸をする話ではないでしょう。
昨日のパーク内のバッドショーと、アトラクションの休止数の多さ(7つお休みでした)などのTDLの質の劣化がかなり目立ちます
キャストのSCSEと笑顔が健在であったことだけが唯一の救いでした
投稿: カリブの海賊 | 2008/02/01 01:23